中国人民大学2005年9月~西辻健一郎さま~

西辻健一郎さんは2004年8月~2005年8月まで留学準備として当校で北京語を勉強されておりました。
先日、留学先の北京からレポートをいただきました。
現地の気候から、テレビ番組や、さらには発音のコツまで、興味深い内容のものが盛りだくさんです。

1.北京の空気

2.庙会 miào huì

3.中国のテレビ番組

4.現地の中国語

5. 中韓関係(文化面)

6.「活力門」事件

7.黄砂&柳樹の花

8.受験戦争

9.歴史を知る

10.北京今昔

 

1.北京の空気

北京の空気は・・・相当に悪いです。
クラスメイトによると、大気汚染度は現在世界でもトップ3に入るとのこと。
この空気中のゴミは、雨が降ったり強風が吹くまでとどまり続けるので、晴天が何日も続くと目に見えて視界が狭くなっていき、最後には街がまるで霧にかかったようになってしまいます。「北京の工場や車から出された排気ガスが、流れ流れて日本で酸性雨を降らせている」という話を日本でたびたび耳にしてきましたが、それはきっと本当なのでしょう。

霧がかかった(ように見える)時は、それはそれで風情があるようにも見えますが、体が弱い人にとっては恐怖です。私の身近にも、この期間に目が見えなくなった人がいましたし、皮膚が弱い私自身、空気が淀むにつれて全身を皮膚のかゆみが襲います。

でも、発展を続ける北京とそこで働く市民の人たちは、このような環境にもめげず日々動いています。このたくましさが現在の中国の勢いを支えているのでしょう。
(ただ、ここに長く住む生粋の北京人は、この空気汚染に不満たらたらですが)

写真1.晴天が続くある秋の朝
秋10月。私の寮から北京中心部の方角を向き撮った写真。 ずっと雨が降らない日が続くと、こんな感じになります。

写真2.夜に雨が降った直後の早朝
写真1を撮った翌日の様子。
昨晩の雨が街の空塵を掃ってくれました。

 

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2.庙会 miào huì

中国の旧正月には、日本と同じく縁日(庙会)が開かれます。改革、開放以前には政府によって一時中断されていたらしいのですが、現在はいたるところで開かれているようです。
日本と違うところは、①旧跡・名所の構内や周辺の道路沿いに屋台が集まるのではなく、大きな公園をまるまる利用してその中に屋台が出店すること、そして②その公園に入る際に料金がいることでしょうか。ですので、庙会はいわばそれ自体が一種のテーマパークのような感じになっていると思っていただければわかりやすいです。
入場料が要ることを知った時には少々驚きましたが、入ってみると日本の縁日のノリだったので、日本に戻ってきたような、ちょっと懐かしい感覚でした。

写真3.北京地坛公园庙会の入り口
地坛公园庙会の入り口。ここの庙会が北京で一番集客人数が多いらしいです。旧正月から3日後に行ったのですが、人が多すぎて移動するのに苦労しました。

 

写真4.地坛公园庙会(出店の一場面)
かぶり物を売っている出店です。店員自ら天使の輪(?)をかぶって売り込みをしていました。ただ表情が今ひとつハジケていなかったのを見ると、同僚の店員に無理やりやらさせてしまっていたのかもしれません。

写真5.地坛公园庙会(休息)
ダーツです。ダーツをしているのは警備員?おそらく非番の時間だったのでしょう。なかなかの腕前でした。

写真6.地坛公园庙会(コスプレ)
都心のお店からの出張販売。
日本のアニメ文化は中国にも浸透しています。

写真7.北京莲花池公园庙会 (出店の一場面)
莲花池公园での庙会の一場面。地坛公园よりも人は少なかったですが、料理や出店の値段が安く、とても楽しめました。写真左上には、景品の巨大ドラえもんが写っています。

写真8.地坛公园庙会(舞台)
莲花池公园の庙会では、少数民族の伝統舞踊や演劇もやっていました。最後の方しか見られなかったので、どの民族の踊りだったかは分かりません。

 

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